暑い夏の日に訪ねた祖母の家で出た、

キンキンに冷えた麦茶、

滴が伝うカラフルなグラス、

アイスをすくう銀色のスプーン。

久しぶりに見たそれらは、

この家で紡がれてきた日々が

すこし誇らしくなるくらい

素敵なものだった。